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interview
人にも地球にもやさしい
建築環境をつくるために
建築環境をつくるために
堤 仁美
環境デザイン学科
准教授
掲載日:2025.4.1
2026年度大学案内より
環境デザイン学科
准教授
掲載日:2025.4.1
2026年度大学案内より

【健康で快適な室内環境の研究】
私たちは、建築をつくり、そこで様々な活動をしています。建築の役割は、屋外の暑さ?寒さや雨風、自然災害から身を守るためのシェルターであると同時に、その内部空間を快適で健康に保って生活する場でもあります。現代社会では、私たちはほとんどの時間を室内で生活しており、室内の環境は私たちの健康や快適性に影響を及ぼします。一方で、地球環境のことを考慮して建築を作る必要があります。私が専門とする建築環境学は、いかに少ないエネルギー消費量で健康?快適な建築環境を作るかを考える分野です。
建築環境学分野の中でも、特に、室内の温熱環境や空気環境の健康性?快適性について、被験者実験や実測を通して研究しています。実際の建築の利用者は性別?年齢?体質など多様で、同じ環境であっても快適性の差が生じる可能性があります。また、例えば窓の開閉や着衣の調節など居住者自身も身のまわりの環境を調整する行動をとるでしょう。こういった居住者の多様性や行動も含めて、快適環境についての研究を重ねています。
建築環境学分野の中でも、特に、室内の温熱環境や空気環境の健康性?快適性について、被験者実験や実測を通して研究しています。実際の建築の利用者は性別?年齢?体質など多様で、同じ環境であっても快適性の差が生じる可能性があります。また、例えば窓の開閉や着衣の調節など居住者自身も身のまわりの環境を調整する行動をとるでしょう。こういった居住者の多様性や行動も含めて、快適環境についての研究を重ねています。