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interview
組織内政治を中心に、企業内の影響行動と意思決定を理論とデータで科学的に分析する
木村 琢磨
総合情報学部*
教授
*設置計画は現在認可申請中。内容は変更となる場合があります。
掲載日:2025.4.1
2026年度大学案内より

総合情報学部*
教授
*設置計画は現在認可申請中。内容は変更となる場合があります。
掲載日:2025.4.1
2026年度大学案内より

【企業内での個人間?集団間の影響行動】
日常生活や職場の集団活動でなかなか意見がまとまらないときに、非公式な場で個別に相談をしてお互いに譲歩したり、誰かに後押しを頼んだりした経験があるかもしれません。このように組織の意思決定に影響を与えようとする活動のうち、舞台裏で行われるものは組織内政治(社内政治)と呼ばれ、世界中で広く研究されています。組織内政治は利己的な目的から組織全体の利益を考えたものまで様々で、根回しや印象操作、あるいは派閥形成や権力争いなどの形で、多くの組織において日常的に行われています。
私の研究は、主に日本企業を対象とした、組織改革やイノベーションを推進するための組織内政治の展開に焦点を当てています。研究成果としては統計分析、AIによる分析(機械学習)、インタビュー、参与観察など、多様な手法による実証研究が多いのですが、現象の理論化を最大の強みとしており、欧州やアジア諸国の研究者から提供された現地企業のデータを用い、自身が構築した理論モデルを実証するという形での国際共同研究も行っています。
私の研究は、主に日本企業を対象とした、組織改革やイノベーションを推進するための組織内政治の展開に焦点を当てています。研究成果としては統計分析、AIによる分析(機械学習)、インタビュー、参与観察など、多様な手法による実証研究が多いのですが、現象の理論化を最大の強みとしており、欧州やアジア諸国の研究者から提供された現地企業のデータを用い、自身が構築した理論モデルを実証するという形での国際共同研究も行っています。

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